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■ン?払うのは保険料だけじゃないの?
介護保険のサービスを利用した場合、利用者はかかった費用の1割を負担します。

たとえば要介護4と認定されると、介護保険の在宅サービスを利用できる限度は、月額30万6,000円。月に限度額いっぱいまで介護サービスを使用したとすると、利用者はその1割にあたる30,600円をサービス提供事業者に支払うことになります。
残りの9割にあたる27万5,400円は、介護保険の財源から市町村を通じてサービス提供機関に支払われます。
支給限度額を超えてサービスを利用した場合には、その1割の負担額にプラスして、限度額を超えた金額が全額自己負担となります。支給限度額が36万6,000円で、35万円分の介護サービスを利用したときには、限度額の1割に当たる30,600円分のプラス分の44,000円を合わせた、74,600円を支払うことになります。
介護施設に入る場合は、費用の1割と食事代の一部を負担します。