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■利用者負担が高額な場合は?
 
高額介護サービス費
1割の自己負担額(月額)を世帯で合計した額が、一定の上限額を超えた場合、申請により、超えた額が払い戻さされます。


1世帯の自己負担額の上限(1ヵ月あたり)
利用者負担段階 自己負担上限額(月額)
第1段階 市民税世帯非課税で、老齢福祉年金を受給されている方など その受給者について 15,000円
第2段階  市民税世帯非課税で、合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万円以下である方など その受給者について 15,000円
第3段階 市民税世帯非課税で、第2段階に該当されない方など 24,600円
第4段階 世帯に市民税の課税者がおられる方 37,200円

■高額介護サービス費の支給額の計算に含めない費用
  福祉用具購入費と住宅改修費の1割負担分
  介護保険施設(ショートステイを含む)での食費・居住費など保険給付外のサービスにかかった費用

 

高額医療合算介護サービス費
介護保険と医療保険における一定期間の自己負担額の合算額が著しく高額になる場合に、一定の限度額を超えた部分を支給することにより、世帯の負担軽減を図る制度です。8月1日から翌年7月31日までの一年間における介護保険と医療保険の自己負担額の合計額が一定の上限額を超え、著しく高額になった場合、申請により、上限を超えた額が払い戻されます。


上限額(年額・世帯)
 
後期高齢者医療制度
+介護保険
被用者保険又は国保
(世帯内の70歳〜74歳)
+介護保険
被用者保険又は国保
(世帯内の70歳未満)
+介護保険
現役並み所得者
67万円
67万円
126万円
一  般
56万円
56万円
67万円
低所得者
31万円
31万円
34万円
1(個人)
19万円
19万円
1(世帯)
31万円
31万円
 ※現役並み所得者・・・・概ね基礎控除後の所得が600万円を超える世帯
 ※区分2・・・市民税非課税世帯での区分1以外の世帯
 ※区分1・・・市民税非課税世帯で世帯の全員の各所得が0円の世帯(雑所得での公的年金等控除額については80万円とする)