メールマガジン掲載事例(2014年10月号)

●相談内容

 90歳の母がグループホームに入所したが、転倒して以来、口から食べられなくなり、だんだんと弱ってきていて、意識がはっきりとしなくなってしまった。ホームからは「ここでの看取りはできますがどうされますか」と聞かれている。母に対して「最期はどうして欲しい」と尋ねたこともなく、今となっては意思を確認できない状況。子どもの気持ちとしては、このまま何もせずに看取るのではなく、病院へ入院をさせて、最低限の治療はしてもらい、苦しまずに逝けるようにしてあげたいと思うがどうだろうか。



●回答

 最期の迎え方は、人それぞれであり、色々な考え方があって当然です。確かに最近は、施設で看取りをしてくれるところも増えては来ていますが、家族みんなで話し合って、納得のいく場所で最期を迎えるのが一番だと思います。
 もし、ご自身が施設や自宅での看取りを希望する場合は、エンディングノートなどにその希望を書き記す事と、日頃から家族に対しては「自分は自宅で看取って欲しい」と、口頭で伝えておき、あなたの気持ちを理解してもらっておくといいでしょう。



閉じる