メールマガジン掲載事例(2015年7月号)

●相談内容

 84歳の女性からの相談です。
 84歳の夫と二人暮らしだったが(子供はいない)、夫が脳出血で倒れて半身マヒがあり、10年間病院を転々と移っていたが、1年前に特別養護老人ホームに入所でき、転院先を探す必要がなくなりホッとした。ところが、今度は経済的に成り立たなくなりどうやって生活をして行けばよいのか。



●回答

 「どこに相談をしたらいいかわからず、とりあえずこちらに電話をかけました」とのこと。ご主人が入所された老人ホームは、個室タイプの特養のようで、月15万円のご主人の年金が全てこのホームの支払に消えてしまっているようでした。
 ご本人の国民年金は、家賃を払ってしまうとほとんど残らず、生活が成り立たないとのことです。ご主人の入所先の特養か担当のケアマネに相談するようにしていただきました。

 今回のような相談は、年金支給額が年々少なくなっていく事を思うと、増加するのではないでしょうか。早いうちに、介護が必要になった時の費用負担をどうするかを考えておかなければならないと考えさせられる事例です。



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