メールマガジン掲載事例(2016年7月号)

●相談内容

 60代の女性からの相談。
 80代の母親と突然同居をすることになった。子供の頃は家庭的な事情の為、祖父母の家で育てられ実母ではあるが一緒に暮らしたことが無かったのだが、母が独りで借りて住んでいたアパートを取り壊すことになり、仕方なく同居を始めた。毎日毎日顔を合わせていると窮屈で息が詰まりそう。どうしたらいいか。母は要介護認定では自立だった。



●回答

 お母さんも相談者も長年、独居暮らしをしていたということは誰に気を遣う訳でもなく、気ままに暮らしてこられたのだと推測されます。その二人が狭いアパートで四六時中、顔を合わせて暮らすという事はお互いに窮屈だと感じるところがあっても不思議ではありません。お母さんが介護保険のサービスを使える状態であればデイサービス等に日中出かけてもらい、その間、息抜きができますが、今回のケースは自立されていてとてもお元気なので娘である相談者が外出する機会を作るしか方法はありません。お話しをお聞きすると、就労意欲があるようでしたので仕事に出ることをお勧めしました。



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