メールマガジン掲載事例(2016年12月号)

●相談内容

 70代の女性からの相談です。
 100歳の母が特養に入所している。母の預金を兄がもって行ってしまっているので私の預金で仕方なく支払をしているが、そろそろと預金も無くなりつつある。兄と話し合いをしようとするが、兄嫁が色々と口を挟んでくるので話し合いにならない。どうしたらいいか。



●回答

 今回のように「親の財産を子供が勝手に自分達の生活に使い込んでおり、親が生活に困っている」という相談は時々寄せられます。当事者同士で解決が出来ないようであれば、弁護士などの専門家に頼んで、お母さんの財産はお母さんの為に使えるようにするべきです。また、こうならない為には心身ともに元気なうちに任意後見制度を利用して自分の財産管理を任せられる人を前もって決めておくのも良い方法だと思います。



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