メールマガジン掲載事例(2022年10月号)

●相談内容

 60代、男性からの相談(電話相談)
 妻と3人の子供がいるが、きっと平均寿命を考えると自分の方が先に亡くなると思う。その時がきたら全財産を妻に相続させたいと思っている。財産として持家と預貯金、貸家を所有している。子供達はそれぞれ所帯を持ち生活ができているので揉めることはないと思うが話をしたほうがいいか。



●回答

  元気なうちに相続をどうするか考えておくことはとても良いことです。今回の相続評価額がいくらになるかわかりませんが、相続することで考えておかないといけないことは「相続税の配偶者控除」です。課税対象となるものの額が1億6千万円までであれば課税されません。このあたりも相続する上で大事なことですので税理士に相談されることをお勧めします。また、お子さんとは話し合いをし了承を得ておいたほうが良いかと思います。あとは内容を記した遺言書を作成して法務局に預けてください。ここが一番大事です。



閉じる